update content/ja/docs/concepts/extend-kubernetes/api-extension/apiserver-aggregation.md
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b4caaff86c
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6b69b82ce6
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@ -1,24 +1,31 @@
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title: アグリゲーションレイヤーを使ったKubernetes APIの拡張
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content_template: templates/concept
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{{% capture overview %}}
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アグリゲーションレイヤーを使用すると、KubernetesのコアAPIで提供されている機能を超えて、追加のAPIでKubernetesを拡張できます。
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アグリゲーションレイヤーを使用すると、KubernetesのコアAPIで提供されている機能を超えて、追加のAPIでKubernetesを拡張できます。追加のAPIは、[service-catalog](/docs/concepts/extend-kubernetes/service-catalog/)のような既製のソリューション、または自分で開発したAPIのいずれかです。
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アグリゲーションレイヤーは、[カスタムリソース](/docs/concepts/extend-kubernetes/api-extension/custom-resources/)とは異なり、{{< glossary_tooltip term_id="kube-apiserver" text="kube-apiserver" >}}に新しい種類のオブジェクトを認識させる方法です。
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{{% /capture %}}
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{{% capture body %}}
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## 概要
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## アグリゲーションレイヤー
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アグリゲーションレイヤーを使用すると、クラスターにKubernetesスタイルのAPIを追加でインストールできます。これらは、[service-catalog](https://github.com/kubernetes-incubator/service-catalog/blob/master/README.md)や、[apiserver-builder](https://github.com/kubernetes-incubator/apiserver-builder/blob/master/README.md)のようなユーザーが作成したAPIなど、出来合いのもの、また既存のサードパーティソリューションに関わらず使い始めることができます。
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アグリゲーションレイヤーは、kube-apiserverのプロセス内で動きます。拡張リソースが登録されるまでは、アグリゲーションレイヤーは何もしません。APIを登録するには、ユーザーはKubernetes APIで使われるURLのパスを"要求"した、_APIService_ オブジェクトを追加します。それを追加すると、アグリゲーションレイヤーはAPIパス(例、`/apis/myextension.mycompany.io/v1/…`)への全てのアクセスを、登録されたAPIServiceにプロキシーします。
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バージョン1.7において、アグリゲーションレイヤーは、kube-apiserverのプロセス内で動きます。拡張リソースが登録されるまでは、アグリゲーションレイヤーは何もしません。APIを登録するには、ユーザーはKubernetes APIで使われるURLのパスを"要求"した、APIServiceオブジェクトを追加しなければなりません。それを追加すると、アグリゲーションレイヤーはAPIパス(例、/apis/myextension.mycompany.io/v1/…)への全てのアクセスを、登録されたAPIServiceにプロキシします。
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APIServiceを実装する最も一般的な方法は、クラスター内で実行されるPodで*拡張APIサーバー* を実行することです。クラスター内のリソース管理に拡張APIサーバーを使用している場合、拡張APIサーバー("extension-apiserver"とも呼ばれます)は通常、1つ以上の{{< glossary_tooltip text="コントローラー" term_id="controller" >}}とペアになっています。apiserver-builderライブラリは、拡張APIサーバーと関連するコントローラーの両方にスケルトンを提供します。
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通常、APIServiceは、クラスター上で動いているPod内の *extension-apiserver* で実装されます。このextension-apiserverは、追加されたリソースに対するアクティブな管理が必要な場合、通常、1つか複数のコントローラーとペアになっている必要があります。そのため、実際にapiserver-builderはextension-apiserverとコントローラーの両方のスケルトンを提供します。一例として、service-catalogがインストールされると、extension-apiserverと提供するサービスのコントローラーの両方を提供します。
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### 応答遅延
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拡張APIサーバーは、kube-apiserverとの間の低遅延ネットワーキングが必要です。
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kube-apiserverとの間を5秒以内に往復するためには、ディスカバリーリクエストが必要です。
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拡張APIサーバーがそのレイテンシ要件を達成できない場合は、その要件を満たすように変更することを検討してください。また、kube-apiserverで`EnableAggregatedDiscoveryTimeout=false` [フィーチャーゲート](/ja/docs/reference/command-line-tools-reference/feature-gates/)を設定することで、タイムアウト制限を無効にすることができます。この非推奨のフィーチャーゲートは将来のリリースで削除される予定です。
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{{% /capture %}}
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* アグリゲーターをあなたの環境で動かすには、まず[アグリゲーションレイヤーを設定](/docs/tasks/access-kubernetes-api/configure-aggregation-layer/)します
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* そして、アグリゲーションレイヤーと一緒に動作させるために[extension api-serverをセットアップ](/docs/tasks/access-kubernetes-api/setup-extension-api-server/)します
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* また、[Custom Resource Definitionを使いKubernetes APIを拡張する](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/)方法を学んで下さい
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* [APIService](/docs/reference/generated/kubernetes-api/{{< param "version" >}}/#apiservice-v1-apiregistration-k8s-io)の仕様をお読み下さい
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{{% /capture %}}
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Reference in New Issue